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【甲子園】仙台育英・田山纏、鳥取城北戦で見せた気迫の活躍
2025年夏の甲子園初戦、仙台育英は鳥取城北と対戦。注目された2年生外野手・田山纏君が攻守にわたって大活躍を見せました。
初回から攻撃の起点に!鋭いスイングで二塁打
試合は初回から動きます。1番打者として打席に立った田山君は、相手エースの速球を見事に捉え、左翼フェンス直撃の二塁打。甲子園初打席での快打にスタンドも大きく湧きました。
追加点を呼ぶタイムリー!
さらに4回、今度は逆方向へ鋭く流し打ち、右翼線を破るタイムリー二塁打。広角に打ち分ける柔軟さと積極性が光りました。
「決めたら行く」強い意志が生んだ打撃
試合後、田山君は「迷っていたら絶対に打てない。『決めたら行く』という気持ちを持って打席に立っている」と語り、大舞台でもひるまない姿勢を見せました。
リーダーとしての振る舞いも
1年生が多く緊張感が漂うチームにおいても、試合前のバス内では声をかけてリラックスさせるなど、精神的支柱としての一面も覗かせました。
8回にはアクシデントも…
守備中の8回、田山君は左足ふくらはぎをつってしまい、担架で運ばれる形で途中交代。猛暑の中での激しいプレーが影響したとみられています。
監督も信頼「バイタリティが出すぎただけ」
須江監督は「体調が悪かったわけではない。バイタリティが出すぎた結果の“つり”」と語り、大事には至らない見通しであることを明らかにしました。
高校野球らしい心温まる場面も
田山君の交代時には、鳥取城北の選手たちが気遣いの言葉をかける姿も見られました。「それが高校野球」と須江監督が語るように、対戦相手へのリスペクトも垣間見えるシーンでした。
まとめ
- 初回に左翼フェンス直撃の二塁打
- 4回にも右翼線タイムリー二塁打
- 試合中にふくらはぎをつり途中交代(重症ではない)
- リーダーシップと気迫のこもったプレーでチームをけん引
2年生ながら堂々たるプレーで甲子園の舞台に立った田山君。今後の活躍からも目が離せません。